今日は、自然の風景ではありませんが、美しい風景を探しに出かけましたが、風景よりもびっくりするほど素晴らしいところに出会いました。
この植物は、「からむし」といいます。この草のような植物から素晴らしい繊維が生まれ、素敵な織物そしていろいろな着物などが作られています。
左端の織物は、新潟県の小千谷縮だそうです。原材料には昭和村産の「からむし」を使用しているそうです。
※ 昭和村は、福島市に住む私からすれば、山ん中という感じがしました。昨年度の平成の市 町村の大合併にも合併せずに「何でかな」と思っていましたが、ここに来て初めてわかりまし た。
地場産業(からむし織り)、農業が大切に育成されていることです。 実は、尾瀬に行こうとしましたが、日光きすげがまだ咲いていないということで、この村の矢 ノ原湿原に寄りました。遊歩道を歩いて行きましたら、草原のようなところに出ました。草原じ ゃなくて田んぼだったのです。矢ノ原湿原は、本当に山奥という感じがしますが、ここでは、 きちんと米の栽培が行われていました。
福島市内の郊外では、後継者がいないということで、せっかく多額のお金を遣って構造改 善事業で田んぼを整備したのに休耕田が多く見られます。これは、福島市に限ったことでは ありませんが。
ここのからむし織りひめ交流館のあるところには、レストラン、からむし工芸博物館があり ます。どれも立派な素敵な建物であり内部の展示物です。特に、レストランの女性従業員の 方に「からむし」のことを尋ねると、わざわざ裏から「からむし」を採って見せてくれました。
福島に住んでいると「からむし」については、TVや新聞の報道で知っていましたが、実際に 見るのは初めてです。福島市に帰る近道を教えて頂き、お世話になりました。みんな生き生 きと働いている感じがしました。
イヌワシの生息地の博士山の峠越えでした。秋の紅葉には、「きれいになるんだろうな」
思いながら通りました。(聞きかじりの知識で書きましたので、この文に間違いがありました ら、コメント欄に書き込みをお願いしま す。訂正します。)